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844:お気に召すまま 〜9/18〜 9/15 1:8:40.27 ID:M0CojTeU0
男は、女の後を追うことにした。
しかし女の足は異常に早く、男が後を追って走っても、もうどこへ行ったのかわからなくなっていた。
男「はぁはぁ・・・あー、もういいや。やめやめ」
男が帰ろうとした時、女の声がどこからか聞こえた。
女「お婆ちゃん私に掴まれぇぇ!!!!」
お婆ちゃん「あらそうかい。あんたの声は大きくて聞き取りやすくていいよ」
女「よし!じゃあ乗せるぞぉぉ!!」
男は女の声がする方へ行くと、それは学校の隣にある老人施設だった。
男(あいつ、ここで何してんだろ?)
女「よし!これでオッケーだ!!楽しい週末を!!」
お婆ちゃん「はい、ありがとね。この年だと車に乗るにも身体が言う事を聞かなくてねぇ。あんたのおかげで孫の顔を見行けるよ」
女「うん!!良かったな!!」
係員「女ちゃーん、こっちのお爺ちゃんもお願いー」
女「あいよぉぉぉぉ!!!」
男「あいつが福祉の手伝い?」
男友「俺も驚いたよ」
男「うおっ!いつの間に?!」
男友「そんな事はどうだっていい。それよりも朝お前に伝えようとしていた良いニュースってのは、この事だ」
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