新10 1-
847:お気に召すまま      〜12/18〜 9/15 1:9:03.32 ID:M0CojTeU0
女友の応援演説が終わり、自分の席へと戻る時、男と眼が合い、女友はそっと微笑んだ。
男はなぜか恥ずかしくなり眼を反らした。
そうして応援演説は順調に終わり、残るは男の番となった。
男友「候補者は全部で5人だが、優等生以外はみんな頭からっきしの奴ばっかだ。ここで一発ドカンと行こうぜ!!」
男「お前のその説明だと女も頭からっきしになってるよ」
男友「おっと、俺としたことが。これは失敬」
男「じゃあ行ってくる」
男友「おう!弾け飛べ!!」
男、演説台に向かう途中に女の座っている候補者席に眼をやった。
すると女が必死にガッツポーズをして口をパクパクしながら男を見ていた。
男(目立ってる・・・女、目立ってるよ・・・)
男、演説台に立つ。
男「え〜・・・生徒会候補者、女さんの応援演説をこれから行いたいと思います。彼女、女さんはハッキリ言って乱暴者です」
女「おいコラてめぇぇぇぇぇ!!!!」
ドッと場内が沸いた。
司会者「静粛にお願いします」
しばらくお待ちください。

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