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853:お気に召すまま 〜14/18〜 9/15 1:22:29.80 ID:M0CojTeU0
放課後の教室。
男は机に蹲っていた。
すると、男の頬に冷たいものが触れた。びくりを顔を上げると男友の顔があった。
男友「ほい、お疲れさん。祝杯のジンジャエール」
男「今は飲みたくない・・・」
男友「そうか。しっかしあのセンコウも酷いよなぁ。何も退場させるまでなかったのに」
男「・・・・・・」
男友「まぁアレだ。これで仮に女が生徒会長になれなくても、お前のせいじゃないってだけは言えるな」
男「・・・・・・」
男友「・・・じゃ、俺、先に帰るわ」
男「・・・うん」
男友「そんじゃな」
男友は、男の机にジンジャエールを置いて帰っていった。
それからどれくらいの時が経ったのかわからなかったが、男はずっと蹲っていると頬に熱い感触を感じた。
顔を上げると、女の顔があった。
男「あ・・・・」
女「おつかれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」
女の大声に男の顔が仰け反る。
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