新10 1-
857:お気に召すまま      〜18/18〜 9/15 1:23:43.15 ID:M0CojTeU0
女「よし!!副会長の特権で何が出来るか聞いてくる!!」
女は走り去っていった。
男友「あらら、奴さん。そうとう嬉しそうだね。こりゃ生徒会の仕事に精が出まくって、俺らなんか相手にしてくれないかもな」
女友「えぇー、それは寂しいなぁ」
男「まぁ静かでいいじゃん。それに・・・」
男は言葉を切って、顔を上げ、窓の外を見た。つられて男友と女友も窓の外を見る。
枯れ葉がひらり舞い落ちた。
女友「もうすっかり秋ねぇ」
男友「それに、の続きはなんだよ?」
男「それに、の続きは何もない」
男友「はあ?なんだそれ?」
男「この前のお返しだバーカ」
男友「お前は小学生かってーの!」
女友「あらあら、仲がよろしいこと」
男の中に現れたその気持ちに、今はどう言葉にして良いかわからなかった。
きっと、時が来ればおのずとそれは言葉となり、空気の振動から彼女の耳へと伝わるだろう。
そこへ突然職員室のドアが開き、一同はそちらを向いた。
女「いい忘れた!男ぉぉぉぉぉぉぉ!!!ありがとうぅぅぅ!!!大好きだぁぁぁあああああああラアアアアアア!!!!!!1!!!」
生徒会編:おわり
お粗末様でしたー。

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