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16:秋雨と台風〜2 9/15 21:0:04.76 ID:0Missr+M0
男「よう。騒音被害を出さなかったことは誉めてやる」
女「こんばんわだ、男ぉぉ!突然だが今暇かぁぁぁぁ!?」
男「忙しい。さっさと帰れ」
ばたん
ぴんぽんぴんぽんぴんぽーん
がちゃ
男「……うるさいぞ」
女「相変わらず冷たいぞ男ぉぉ!」
男「というか何で今時分うちの前にいるんだお前は」
女「決まっているだろう!今から二人で、明日以降の三連休を有意義に過ごすための作戦会議だぁぁッ!!」
男「……お前、天気予報見たのか?」
女「なぁに、にっくき秋雨前線と台風が来てはいるがぁッ!そこは二人の愛の力で乗り越え
男「だが断る。雨の中わざわざ歩き回るほど酔狂ではないんでな」
女「男のいけずぅぅぅっ!だが!そんな男が大好きぃぃぃっ!!」
男「……ったく」
と、いつの間にか背後にやってきていた妹に肩をつつかれた。
妹「……お兄ちゃん」
男「なんだ」
妹「あの……微妙に近所迷惑なんだけど」
……しまった。面と向かってからこそ、警戒すべきだったのに……!
男「……とりあえず上がってけ」
女「おう!すまんな!世話になるぞ義妹(いもうと)よ!!」
男「心なしか不審な響きだったような気が」
女「気のせいだぁぁ!」
妹「はいはいwそれじゃ、どうぞごゆっくり」
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