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285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 9/19 14:44:26.64 ID:dkcSi4N6O

286:学園祭〜1 9/19 14:44:59.37 ID:fe0WwBHg0
それは、学園祭を一週間後に控えたある日――
女「男ぉぉぉ!放課後暇かぁぁ!!?」
男「すまん、妹と約束があってな」
女「そ、そうかぁぁぁ!!なら明日はどうだぁぁぁッ!!?」
略7
287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 9/19 14:45:10.89 ID:yyZFvdztO

288:学園祭〜2 9/19 14:46:47.20 ID:fe0WwBHg0
そして、学園祭当日。準備のため朝早く登校し、あとは開催を待つだけのタイミング。
女「女友ぉ……男が、最近冷たいんだぁぁぁ〜〜」
女友「……いつものことじゃないの」
略16
289:学園祭〜3 9/19 14:48:56.48 ID:fe0WwBHg0
女友「あちゃー……、女、大丈夫?」
女「……っ、くぅぅ!平気だぁぁぁッ!!ちくしょぉぉぉぉ〜〜……(どよん)」
女友「女!?……あ〜あ、沈んじゃった……」
略19
290:学園祭〜4 9/19 14:51:32.10 ID:fe0WwBHg0
チラシに指定されていた会場は体育館。女と女友が着いた時には既に、結構な人数が集まってきていた。
女友「ひょっとして……いや、まさかねぇ……」
女「……感じる」
略17
291:学園祭〜5 9/19 14:54:06.36 ID:fe0WwBHg0
男友「さぁて、メンバー紹介も終わった所で!一曲目は!ドラムの男くんのたって希望により――」
男「BUMP OF CHICKEN――『天体観測』」
男友「こらぁぁぁ!!てめぇ、MCの邪魔すんじゃねぇェェ!!」
略9
292:学園祭〜6 9/19 14:56:38.79 ID:fe0WwBHg0
男友の合図――弾けるドラム。唸るベース。全てを包括するように、美容師のギターが走る。
あっという間に、観客は彼らの世界に呑まれていた。そして前奏が終わる。
略16
293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 9/19 14:56:42.35 ID:eXfKoQOfO
私怨
294:学園祭〜7 9/19 14:57:57.51 ID:fe0WwBHg0
男友「みんなありがとぉぉぉぉッ!!」
そして――あっという間の閉幕。
会場の片づけを終え体育館から出てきた男に、待ち伏せていた女が飛びついた。
略25

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