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169:迷子になった男 3 9/19 0:52:56.66 ID:dkcSi4N6O
−その頃男は−
男「腹減ったな…」
一人で誰もいない公園のベンチでうなだれていた。
男「そういや朝も食ってないな…」
男「こうなってくるとアイツのバイオ兵器でも恋しくなって…」
「男おおぉぉおぉぉぉおおお!!!!!!!!!!!!!」
男「!?幻聴…?いや、これは…!!」
男は辺りを見回し、そして見つけた。
弁当片手に走って来る女を。
女「見つけたぞ男おおおぉぉぉお!!!!!!」
男「女!助かっ(ry」
がばっ
男「お、女?」
女はいきなり男に抱き付いてきた。
女「心配したんだからなあぁぁぁぁあ!!!!!ばかあぁぁぁぁぁ!!!!!」
男「ああ、ごめん…悪かったな心配かけて…」
そう言って、女の髪を撫でる男。
その直後、男の腹の蟲が大声で鳴いた。
男「あ…」
女「…はは、お腹空いてるんだな!ほら男!!ちゃんと弁当持って来たぞ!!!」
男「ああ、ありがとな…」

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