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753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 9/21 3:7:47.05 ID:7x4da0hP0
女「おぉとこぉぉぉおおおっ!おはよぉぉおおおおおっ!」
男「ん、お前か。おはよう」
女「何だそのバッグからはみ出た包みはぁぁぁああっ!」
男「これか?コレは芋羊羹だ。いい芋が手に入ったのでな、作ってみた」
女「なっ、何だってぇぇぇぇぇっ!只でさえ極上の味わいの芋羊羹をっ!男がその手で作ったなんてぇぇぇぇぇぇぇっ!」
男「……欲しいのか?」
女「売ってくれぇぇぇぇぇぇっ!金なら幾らでも払うっ!」
男「そうか、そんなに売って欲しいか……」
女「ドキドキ」
男「だが断る。幾ら金を積まれようと、売る事は出来んな。そもそも……」
女「…… (´・ω・`) ションボリ」
――とぼとぼ
男「むぅ……行ってしまったか」
男友「で、ソレどうすんのよ?」
男「……聞いていたのか。日頃弁当を作ってくれている礼の意味で持って来たんだが……」
男友「それじゃ、何で『だが断る』なんて言ったんだよ」
男「おかしな事を言うんだな。元々渡すつもりであった物を売ってしまっては礼にならんだろう?」
男友「なるほど……お前頭いいな」
〜 で、〜
女「芋羊羹うめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
男「そうか、ソイツは何よりだ。まだまだあるからな、たくさん食べてくれ」
――どさどさどさどさっ!
女「ソレ全部いいのかっ!?」
男「ああ。ただな、防腐剤を使ってないので、今日中に食べ切ってくれ」
女「( ゚д゚) ポカーン」
男「お前にとって適量だと思って持って来たのだが……多かったか?」
女「や……やぁってやるぜぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」
女「……胸焼けがぁぁぁぁ……」
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