新10 1-
817:1/5 9/21 13:16:23.65 ID:MojSS3rm0
女「才女を目指そうと思う!!!」
男「・・・は?」
下校途中、女は握り拳を作りながら宣言した。男は唖然とした表情から呆れた顔に変わっていった。
女「私にはどうも『バカ』というイメージがあるらしい!! それを払拭したいと思う!!!」
男「無理して難しい言葉使わなくていいぞ」
女「だから今度のテストは上位に名を連ねてみせる!!!」
男「・・・授業中に爆睡する奴が?」
女「わ、私は本番に強いんだ!!!」
男「宿題を忘れて俺のところに泣きつく奴が?」
女「ほ、本当は時間さえあれば余裕で解けるんだ!!!」
男「家に帰ればいくらでも時間があるのに?」
女「う。や、やる気が出るのに五時間くらいかかる!!!」
男「・・・やっぱバカだ」
女「なっ!!? ちょっと待ってえええ!!!」
男は歩調を早め、女の前を行く。女は男を追いかけるように駆け足になる。
少しの間そのスピードで、その後男は女が追いつくまで気付かれないようスピードを緩める。
そして息を少し切らしながら追いついて来た女に向かって言った。
男「お前には無理だ」
女「そ、そんなのやってみないとわからないだろおおお!!!」
男「じゃあ証明してみるんだな」
女「よーし、見てろおおお!!! まずは眼鏡をかけt 男「そこは必要ない」

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