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『脳年齢診断』
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【天高く】素直ヒート【愛肥ゆる秋】
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:40:53.56 ID:Go835NoX0
- 女「やあ、ようこそバーボンハウs」
男「紛らわしいジョークは止めろ」
女「(´・ω・`) 」
前スレ
【焼芋を炭に出来る程】素直ヒート【心は熱く燃え盛っている!】
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- 169 :迷子になった男 3 :2006/09/19(火) 00:52:56.66 ID:dkcSi4N6O
- −その頃男は−
男「腹減ったな…」
一人で誰もいない公園のベンチでうなだれていた。
男「そういや朝も食ってないな…」
男「こうなってくるとアイツのバイオ兵器でも恋しくなって…」
「男おおぉぉおぉぉぉおおお!!!!!!!!!!!!!」
男「!?幻聴…?いや、これは…!!」
男は辺りを見回し、そして見つけた。
弁当片手に走って来る女を。
女「見つけたぞ男おおおぉぉぉお!!!!!!」
男「女!助かっ(ry」
がばっ
男「お、女?」
女はいきなり男に抱き付いてきた。
女「心配したんだからなあぁぁぁぁあ!!!!!ばかあぁぁぁぁぁ!!!!!」
男「ああ、ごめん…悪かったな心配かけて…」
そう言って、女の髪を撫でる男。
その直後、男の腹の蟲が大声で鳴いた。
男「あ…」
女「…はは、お腹空いてるんだな!ほら男!!ちゃんと弁当持って来たぞ!!!」
男「ああ、ありがとな…」
- 170 :迷子になった男 ファイナル :2006/09/19(火) 00:54:30.26 ID:dkcSi4N6O
- 女「…うまいか?男」
男「ああ、うまい」
女「やった(ry男「やっぱ腹が減ってる時は何でもうまいな」
女「むぅ…」
男「はは、冗談だって。本当に旨いよ」
女「よっしゃああああああ!!!!」
男「さて…腹ごしらえも済んだし、帰るか」
女「おお!!!」
男「そういやお前…何でここが解ったんだ?」
女「愛だ!!!!」
男「いや、そういうのはいいから…」
女「本当だ!!!!男のことを考えて夢中で走っていたらここに着いた!!!」
男「マジかよ…ん?じゃあひょっとして帰り道が解らないとか…?」
女「ああ、わからない!!!!!」
男「この馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!!」
女「すまん!!!!!!」
こうして男と女は二人してさ迷い歩き、
家に帰れたのは翌日の早朝のことだったという…
- 171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:55:55.39 ID:PaFicu3t0
- >>169
wktk!
- 172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:56:45.10 ID:dv77uDBy0
- >>170
GJ!!
お約束のオチにニヨニヨしてしまったぜ
- 173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:59:41.74 ID:PaFicu3t0
- うぉおおおおおお終わっとるやんけえええええええええ!!!
ハズカシス・・・orz
>>170
なにはともあれGJだ!!
- 174 :ふたりの未来〜1 :2006/09/19(火) 01:01:59.04 ID:YbihP0dV0
- 三年、夏――
女「男ぉぉぉぉッ!!勉強はかどってるかぁぁぁッ!!?」
男「……まあまあ、だな。お前はどうだ?」
女「実を言うとさっぱりだぁ!やはり今までの精進が足りなかったようでなぁ!」
男「しっかりやれよ……今ならまだ間に合うからな」
女「おぉッ!男の励ましがあれば、どんな茨の道でも突き破っていけそうだぞぉぉぉッ!!!」
男「とりあえず叫ぶ前に黙って勉強しろ」
あの頃の俺達は、無邪気に笑っていた。ただ、笑っていたんだった――
■■ふたりの未来■■
- 175 :ふたりの未来〜2 :2006/09/19(火) 01:05:37.07 ID:YbihP0dV0
- 女「男ぉぉ!模試の結果、どうだったぁぁぁぁッ!!?」
男「第一志望の合格判定B。そこそこだ」
女「おぉぉ!!よかったなぁぁ!!!」
男「お前はどうだ?」
女「え?あ……あぁ、ははは……」
男「……ダメだったんだな」
女「だが!確実に成績は向上しているんだぞぉぉぉ!!さぁ誉めろぉ!!あわよくばご褒美をぉぉぉッ!!」
いつものやりとり。不自然なところなど何も無い。だが――女の表情には何処か、キレがないのがわかった。
いや――それは多分、俺にも言えることなのだろう。見え始めてしまった未来が、二人の先には横たわっていた。
幸いなことに進路に関しては似通っていたが――俺とアイツには、悲しいかな学力差がありすぎた。
俺が志望したのは、遥か遠方、都会の難関国立大学。彼女の学力では――奇跡でも起こらない限り、手の届かない場所。
お互いに口にはしないがわかっている。この生活が。このふれあいが、もう、長くは続かないことを。
それを理解しながらなお――女は、笑うのだ。
男「そうだな……たまには、いいか。飯でも食いに行くか?」
女「ぃよしッ!!……って、えぇぇぇ!?」
男「なんだ。そんなに意外か?」
女「ぁ、いや、そんなことはないぞぉぉ!!やっほおおぉぉいッ!!!」
別段遠距離でもやり取りする手段はいくらでもある。何を悩む必要がある?
女「男ぉぉぉ!!大好きだぁぁぁぁッ!!!」
男「やかましい」
誤魔化すな。そんなことわかりきっている。俺が、俺自身が。この生活を惜しんでいる。彼女と離れたくない……つまりはそういうことだ。
彼女の傍にいることを選ぶのか。このまま離れることを選ぶのか――まだ答えは、出そうもなかった。
- 176 :ふたりの未来〜3 :2006/09/19(火) 01:10:46.69 ID:YbihP0dV0
- 学校の中庭のベンチで、一人ぼんやりと空を見上げている。
女のいるこの街を離れ、女のいないどこか遠くへと……そんな想像が、まるで出来なかった。行き場のない想いは消化不良のまま、ぐるぐると巡っていく。ヤツの存在がここまで俺の心に食い込んできているとは、正直思っていなかった。
まとまらない思考を持て余したままに、ぐったりとベンチの背もたれに身を委ねる――と。
女友「……こんなとこで黄昏ちゃってまあ」
男「女友……か」
女友「何よ、随分な挨拶じゃない」
不機嫌そうに言いながら、彼女は隣にどかりと腰掛けてくる。
女友「……で?どうしたの。女もキミも、元気ないみたいだけど」
男「……そう見えるのか?」
はぁー、と大げさに溜息をついたあと。
女友「あのねぇ。私が、何年キミらの友人やってると思ってますか?」
男「……そうだったな」
女友「というわけでさ。なんかあるなら、聞いてあげようかー、とか思ったんだけど」
悪戯っぽく微笑う女友に、コイツなら平気だろう――不意にそんなことを感じ。思うところを全部打ち明けていた。
訥々とした、まとまりのない語りだったが……女友は黙って聞いていてくれた。
- 177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:13:05.74 ID:PaFicu3t0
- >>176
最初のつかみからグッときた。
wktk。
- 178 :ふたりの未来〜4 :2006/09/19(火) 01:13:06.03 ID:YbihP0dV0
- 女友「……私は、そのまま行くべきだと思うけどな」
全てを聞き終えたあと、開口一番、女友はそう言った。
男「……意外だな。てっきり、女を大切にしてやれー、とか言うのかと」
女友「ん?大切にするのは当然じゃない」
男「?」
女友「だって、女も男くんに望みを放棄させてまで一緒にいたいなんて思わないんじゃない?」
男「――」
女友「大好きだから……一緒に居られたとしても、きっとそれはあの子にとって少なからず苦痛になると思う」
男「それは……確かにな」
女友「まあ、単純に距離を置くのも辛いけどさ……どっちがいいかはキミが決めること」
男「ああ……」
女友「だけど、キミの選択は良し悪しじゃない。悪いものと悪いものから、よりマシなほうを選ぶものだと思うから」
そう言って、女は真っ直ぐに俺を見据えてくる。その瞳には訴えるような真摯な色があった。
男「どちらにしろ、覚悟は決めろ……か」
肩を竦めてみせた女友に、頷き返す。いい加減、今のままでは――曖昧なままではいけないのかもしれない。
あの熱き想いを受け止めるためには。強く、より強くあらねばならないと。そう思った。
女友「それで……どう?」
男「……つかめた、ような気がする」
女友「そ……全く。もうおノロケなんて聞かせないでよね」
男「……すまんな」
立ち上がり歩き出した女友は、振り向きもしないまま、応えるように手をひらひらさせてみせた――
- 179 :ふたりの未来〜5 :2006/09/19(火) 01:18:18.90 ID:YbihP0dV0
- その日の帰り道。
隣には女がいる。当たり前のように続いた日常の一コマだった。
他愛のない話を繰り返し、いつしか、いつも別れる交差点に至っていた。
女友に発破をかけられ、まとまった想いを伝えるのは速い方が良かった――決断は、すぐに鈍ってしまうだろうから。
どちらともなく俺達は立ち止まった。
雰囲気で感じ取っていたのか――女は無言のまま、俺の言葉を待っているようだった。
男「女……俺、あっちに行こうと思う」
その言葉だけで、俺の決意を、想いを汲み取ったのか――女は静かに頷く。微妙な表情の変化は、何を思ってか。
そして、彼女は口を開いた。
女「私は……男が、大好きだぁ!!」
男「ああ」
女「だからッ!!それが男が決めたことならば、反対などしないッ!!!」
男「……そうか」
言って、ニヤリと微笑う女に、俺は苦笑で応じた。
もし引き留められたなら。こちらに残るつもりだった――そんな逃げ道を、あっさりと粉砕してくれた。本当に、彼女らしい。
女「だがなぁ男ぉぉ!!」
男「ん……」
- 180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:18:53.42 ID:xO0wwD18O
- ほすっ!!!
- 181 :ふたりの未来〜6 :2006/09/19(火) 01:21:06.32 ID:YbihP0dV0
- 女「もし落ちたりしたら、承知しないからなぁぁぁ!!死ぬ気でかかれよぉぉッ!!」
男「ああ……当然だ」
女「ならば約束しようッ!!小指と小指を絡めて指きりげんまんだぁぁぁ!!」
女が小指を差し出してくる。子供っぽいが、それが今出来る精一杯のコト。
男「……わかった。約束する」
そして繋がる小指はひどく熱く。
女「指きりぃ!げんまんっ!!嘘ついたらぁ!!針千本飲ますぞコラぁぁぁッ!!!」
離れる指に願いを託し。薄れる熱に名残惜しさを残して、俺達は約束を交わした。
女「よぉぉっし!これで男は、絶対に入試に落ちないぞぉぉぉ!!」
男「そうだといいがな」
女「そうなんだぁぁ!!絶対うかるはずだぁぁッ!!!」
男「そんな気がしてきたよ」
女「もし万一挫けそうなときには!この約束をぉ!!私の愛を思い出せぇ!!!」
男「そうする」
女「後先など考えずとも大丈夫だぁ!!だから――」
言葉に詰まった女は、少しだけ俯くと。
どうしようもなく哀しそうな笑顔で、瞳一杯に涙を溜めて。
女「――頑張れよぉッ!!男ぉぉぉぉ!!!」
それだけを口にして。女は俺に背を向け、夕焼けの街へと駆け出していった――
- 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:22:13.45 ID:dv77uDBy0
- 女・・・(´;ω;`)ブワッ
- 183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:24:13.26 ID:OpJDInZqO
- これ、いいなあ…。
(´;ω;`)ウッ
- 184 :ふたりの未来〜7 :2006/09/19(火) 01:24:45.42 ID:YbihP0dV0
- その後は、今まで以上に受験勉強に没頭する日々が続いた。
女とは、あれからまともに顔を合わせていない。
この選択をした俺に、合格を勝ち取るまでアイツのところに行く資格はない……そんな、くだらない義務感ゆえか。
いや――ただ単に、顔を合わせるのが、辛かっただけかもしれない。
固めた決意が揺らぎそうだったから。ただでさえ不安定な現状で、もう一押しされれば。すぐにでも破綻してしまいそうだったから。
そんな状況で受けた前期の試験。結果はぎりぎりで、不合格だった。
落ちたときの衝撃は凄まじく、何度女に連絡を取ろうか迷ったかしれない。だが耐えた。
そうしてあっという間に訪れた卒業式。人波の中、やけに遠く見えた女の姿。
心の中で、すまない、と呟いて。俺は、女に背を向けた――
残り時間はあとわずか。それこそ、死に物狂いで勉強に励み。その結果――何とか、奇跡的に後期募集の合格枠を勝ち取った。
そして――女との、一切の連絡が途絶えた。
ただひとつだけ。ふるさとの街を出るその日。家のポストに入っていた紙切れ。
そこには――
『今度は、私の番』
それだけ、見慣れた文字で書き散らかされていた。
- 185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:26:58.80 ID:PaFicu3t0
- >>184
これは泣ける・・・。
- 186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:27:44.25 ID:KtxcQyBl0
- わっふるわっふるわっふるわっふるわっふる
- 187 :ふたりの未来〜8 :2006/09/19(火) 01:30:29.31 ID:YbihP0dV0
- そして時は流れた……
男「……よく咲いてるな」
春の陽射しも暖かな満開の桜並木の下を、一人、歩いている。
一人で迎えた、この都会の街での二度目の春。
正直、どうにかなりそうな時もあったが――何とか、それなりにやってこれたと思う。
そんな日々の生活の中。時の流れは心に積もった余計な澱を洗い流し、そこにもともと在った気持ちの輪郭をさらけ出させていた。
会いたかった。今ならばきっと……そんな益体のない思考が、脳裏を埋め尽くす。
そのとき。春風が柔らかに思考を遮り、桜の花弁を巻き上げながら吹き抜けていく――と。
男「……ぁ」
舞い散る桜の向こうに――一人の女性が、こちらに背を向け、立っていた。
燦燦と降り注ぐ陽光に照らし出された優美なその立ち姿に、時を忘れていた。幻を見ているのか――そう思ったが、どうやら違うらしかった。
?「……綺麗だな。ここの桜は」
こちらに背を向けたまま呟く言葉は。間違いなく、俺に向けられているものだとわかった。
言葉に詰まる。感極まって視界がぼやけて見えたが、何とか持ち直すことができた。
男「……ああ。去年はひどく物悲しく見えたが……今は、随分華やかに見えるもんだ」
?「心境の変化ってやつか?」
男「そうかもしれないな」
?「……そうか」
そうして、『彼女』はこちらを振り返った。
- 188 :ふたりの未来〜9 :2006/09/19(火) 01:33:58.06 ID:YbihP0dV0
- 男「……髪。伸ばしたんだな、女」
女「ああ……久しぶりだな、男」
持っている写真と比べて大人びて見えたが――その雰囲気は、まるで変わらない。
男「そうだな……一年ぶりくらいか」
女「正確には十三ヶ月と二週間くらいだな」
男「ふ……相変わらず、変なところにこだわるんだな」
女「こればっかりは……性分だね、男のことに関してはな」
くすくす、と悪戯っぽく笑う女が、ふいに表情を引き締めた。
女「男……」
男「……ん?」
女「すまなかった。いきなり連絡を断ってしまって」
男「いや。必要だからそうしたんだろう?」
女「ああ……お前に甘えてしまいそうだったからな」
男「何というか今更だな……いくらでも甘えてくれてよかったんだぞ」
女「その気持ちは嬉しいよ。だけど……あのままじゃ、いけないと思ったから」
きゅっ、と両の手を胸の前で握り締め、女は俺をまっすぐに見据えてくる。
女「強くならなくちゃ、いけなかった。男の隣に立つには。あのときのお前が、そうあったように……」
男「……そうか」
女「まぁ……半分は、私なりの意趣返しでもあったんだがな」
男「……正直、堪えたよ」
女「くす……男……ようやく、追いついたぞ」
男「あぁ」
女「だから――今、またこうしてお前に伝えることができる」
- 189 :ふたりの未来〜10 :2006/09/19(火) 01:37:01.66 ID:YbihP0dV0
- そう。俺達の再会に涙なんて必要ない。湿っぽさなど無縁だ。俺達二人を繋ぐのは、暑苦しいほどの『情熱』――
そして、彼女が彼女であるために。その熱き宣誓が、はじまろうとしていた。
踏み直す足は肩幅。目を瞑った女は、大きく息を吸い込む。その姿に、一瞬だけあの頃の面影が重なり――
女「―――っおとこぉぉぉォォォッ!」
そして、溜まりに溜まっていた女の想いが爆裂した。
女「私はぁ!!どんなときもぉ!!!世界で一番ッ!!!お前を愛しているぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!!!!!!!!!!!!」
大地を震わせなお足りず、桜の梢を揺らし、天へ届けと、彼女の告白が蒼穹に響き渡る。
昔はうるさくしか聞こえなかったそれも、何故か今は耳に心地良く――
男「……ああ。ありがとう――」
口から零れ落ちるように自然に、その言葉を放っていた。
女「ず……随分素直になったなぁ、男ぉ!やっぱり一人暮らしは寂しかったかぁぁ!!?」
男「かもな――」
歩み寄り――何のためらいもなく、彼女の柔らかな身体をしっかりと抱き締めていた。
女「ぉ……男ぉ!?」
男「女」
女「な、何だっ!!?」
それは一年前に言えなかった言葉。もともとそこに在った、ありのままの気持ちを――俺は口にしていた。
男「俺も、お前を愛している――」
俺の言葉に、女は僅かに息を呑み。
女「……やっと、言ってくれたね……」
感極まったように、女が呟いた。
伝わる鼓動が、見詰め合う瞳が、触れ合う身体から迸る熱が、如実に気持ち伝え合う。
言葉はもう必要なかった。どちらともなく目を閉じ――重なる唇に、想いを託して。
俺達は、長い長い口付けを交わした。
- 190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:38:59.46 ID:xO0wwD18O
- (´;ω;`)ブワッ
- 191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:39:29.82 ID:j8ebcdeeO
- やべぇ……マジできた…
- 192 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:39:56.46 ID:KtxcQyBl0
- 今偶然振り向けば…を聴いてたからか、余計に目から汗がとまんねぇ
- 193 :ふたりの未来〜11 :2006/09/19(火) 01:40:33.70 ID:YbihP0dV0
- 女「……っ」
再び向き合った女の顔は、真っ赤に染まっていた……おそらく俺も似たようなものだろう。
女「えへへ……」
彼女はその心のままの笑顔を浮かべ、再び俺に抱きついてきた。
女「……男ぉ」
男「なんだ?」
一瞬だけ目を伏せた女が、大きく息を吸う気配。そして――
女「とりあえず同棲からかぁ!?うぉぉぉぉ、想像しただけでも燃えて来たぞぉぉぉぉ!!!」
男「……っ」
思わず噴き出してしまっていた。コイツは。本当に……
男「ああ。もうなんでも好きにしろ」
女「いいのか!?いいんだな!!!うおっしゃぁぁぁぁッ!!!」
これからも、コイツが相手では騒々しく暑苦しい日々が続くだろう。だけど――それもいい。
女「そうと決まれば、急ぐぞぉぉ!さぁ!!私と男の愛の巣(予定)へ案内しろぉぉぉッ!!」
男「狭ッ苦しいとこだがな――」
さぁ行こう。この永久に冷めえぬ熱い想いを胸に抱いて。
君とならいつまでも笑い合えると信じてるから。
桜舞い散る季節の中で。俺は再び、彼女との日々を歩み出した――
了
- 194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:41:47.50 ID:0lLtE5MW0
- 全俺が泣いた
- 195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:42:40.29 ID:KtxcQyBl0
- 全俺が泣いた
つかメル欄wwwwwwwwww
- 196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:43:33.38 ID:j8ebcdeeO
- こんな時間に泣かせやがってぇぇえ!!
明日学校だぞ、ちくしょぉぉぉぉおおおっ!!
- 197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:43:39.78 ID:ZyB87TA60
- アニメ化決定
- 198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:45:35.50 ID:xO0wwD18O
- 全勇者が泣いた
GJだああぁぁァァァ!!!!!!!!!
- 199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:45:39.67 ID:dv77uDBy0
- 全銀河が泣いた
- 200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:47:23.56 ID:zErkAjF7Q
- どーんーなーときもー自由になーれるーばーしょがかーならずあーるからー
と俺の頭の中で東鳩のEDがながれてる(´・ω・`)
- 201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:48:02.80 ID:PaFicu3t0
- ふだん泣かない俺が涙。
これはちょいエロなんざ描いてる場合じゃねえ。
GJだあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
- 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:50:00.19 ID:KtxcQyBl0
- いや描いてくれよ!
- 203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:51:32.49 ID:V8MAs9TmO
- (´;н;`)お、俺泣いてないよ泣いてないよ、、、、
- 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:57:34.37 ID:OpJDInZqO
- 誰か漫画を!
絵師様ー!!
- 205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:59:40.04 ID:dv77uDBy0
- http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up19377.jpg.html
- 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:07:46.16 ID:OpJDInZqO
- >>205
GJゥー!!GJゥー!!
- 207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:07:49.06 ID:hztwgSxO0
- >>205
GJ!!
- 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:10:02.62 ID:PaFicu3t0
- >>205
ぐはっ!! 俺も描いてたが間に合わなかったぜ・・・。
GJだあああああああああ!!
- 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:10:41.59 ID:dv77uDBy0
- >>208
wktk
- 210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:12:28.36 ID:YbihP0dV0
- 楽しんでいただけたようで何よりです〜
最後のほうはもはやメール欄のほうに頭を使っていた愚か者ですがw
>>205
GJ!!
- 211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:24:33.87 ID:OpJDInZqO
- >>208に期待保守
- 212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:28:22.71 ID:q0/PLsox0
- GGGGGGGGGGGGGJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJJ!!!!!!!!!
- 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:38:45.94 ID:ofJZUG8L0
- >>205
GJ!
- 214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:48:14.59 ID:NJ+9x1Wa0
- http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/natuero/1146584162/
http://pie.bbspink.com/test/read.cgi/natuero/1143858718/
このスレ全部に
「VIPPERの『ひきこもりと、オタク専用スレ。』ってコピペ連投に
1人だけリアルに血圧上げて発狂して周りから冷笑されちゃってるけど
引くに引けなくなってるオタがいるスレはここでつか
まぁお可哀想ww」
って書き込むと
ロリオヤジが恥ずかしげもなく狂ったように100%反応するから試してみ?
おまいらでも釣れるぞwwww
ちょっとおまいら独自の煽り文句を追加するとさらに(笑)
- 215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:54:44.98 ID:PaFicu3t0
- 色塗ってたら遅くなりました。
やっぱり振り返るシーンが一番印象深かった。
ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up19378.jpg.html
正直ここが今の俺の限界っす。
- 216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:55:45.80 ID:NmnU/PWI0
- >>215
GJ!!!
- 217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:56:23.30 ID:SUBN1Qst0
- >>215
うメエエエエエエエ!!!!
- 218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:56:58.55 ID:dv77uDBy0
- http://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up19379.jpg.html
バカップル
- 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:58:02.66 ID:dv77uDBy0
- >>215
ぐっじょおおおおおおぶ!!!!!!!!!
テラウマス!!!!!!!!!!!!!
- 220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:58:34.32 ID:PaFicu3t0
- >>218
超GJ!! 男がうらやましいいいいいいいいいい!!!
- 221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:59:34.45 ID:SUBN1Qst0
- よーし!!
じゃあ俺も!!
ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up19380.jpg
- 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:01:28.36 ID:V8MAs9TmO
- >>221
ちょwwエロスwww
- 223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:01:38.95 ID:j8ebcdeeO
- >>221
おいwww
- 224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:01:50.94 ID:dv77uDBy0
- >>221
ちょwwwwwwwおまwwwwwwwwwwwwwwwwww
- 225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:02:22.27 ID:PaFicu3t0
- >>221
見えんwww
- 226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:02:31.49 ID:JoLWHOu20
- >>221
ちょwwwwwwwwおまwwwwwww
- 227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:03:32.18 ID:q0/PLsox0
- エロエロかwwwwwwwww
- 228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:06:16.72 ID:SUBN1Qst0
- >>222
今気付いたwwwサーセンwwwwww
- 229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:21:07.54 ID:hRYGJqw0O
- ほ
- 230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:31:57.93 ID:PaFicu3t0
- ほしゅだああああああああああ!!
- 231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:49:46.50 ID:ofJZUG8L0
- 保守っ
- 232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:07:38.69 ID:yyZFvdztO
- ほっしゃあああん
- 233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:07:45.49 ID:V4ZK1sZi0
- 男きゅんと一緒になるまでおとす訳にはいかんのだよっ!
- 234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:40:48.58 ID:PaFicu3t0
- 男友「まだおとさねえ!! 新世界を見るまでは!!」
- 235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:44:51.52 ID:PaFicu3t0
- すこし早いけど朝のちょいエロ投下しまふね。
ttp://www.katsakuri.sakura.ne.jp/src/up19382.jpg.html
- 236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 05:06:56.85 ID:e0OVMsUl0
- >>235
超GJ!
これはいいエロスだww
- 237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 05:22:38.35 ID:jLcSMwLe0
- >>235
GJ!
- 238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 05:50:05.85 ID:e0OVMsUl0
- 保守ッ!
- 239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:07:40.16 ID:grrPIotU0
- 聞け
http://www.atrx.net/~kaasancho/src/up0033.mp3
- 240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:39:13.90 ID:xaTypY+MO
- ぽすぽす
ぽむっ
- 241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:44:48.37 ID:Jz3GOdLrO
- >>155の答え
アイシールド21より西部ワイルドガンマンズのチアガール
女「わかるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!11脳天に風穴あけてやるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ズギューン
('Å`)
- 242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:58:56.17 ID:TMVGrLwa0
- >>235
GJ!!!!!!!!!
エロいです(*´д`*)ハァハァ
- 243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:09:19.16 ID:TMVGrLwa0
- あげ
- 244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:25:27.00 ID:PaFicu3t0
- 寝る前保守!!
- 245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:30:44.96 ID:dkcSi4N6O
- 起きたら凄いことになってた!!!
みんなGJ!!!!!
- 246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:36:57.54 ID:7RgVl3bG0
- >>221その発想はなかったwwwww
>>235すごく、エロイです
- 247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:54:03.91 ID:7RgVl3bG0
- 仕事前保守
- 248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:25:14.84 ID:cvcc9wUrO
- アブネエ
- 249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:26:01.61 ID:xO0wwD18O
- 女「男!今日はお前に弁当を作ってきたぞ!!」
男「……最近の女子高生は、生物兵器と書いてベントウと読むのか?」
女「失礼なっ!!どこからどう見ても、美味そうな
焼肉弁当じゃないか!!」
男「いやいや。この場合、元・肉を乗せた何かという表現が適切d」
女「うるさい!見た目は悪いかもしれんが、味はいいんだぞ―――多分!」
男「多分って」
女「ええい!いいから黙って食べろ!!」
男「……」
女「……」
男「|>言われなくてもすたこらさっさだぜ!」
女「逃げるなあぁぁァァァ!!!!!」
- 250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:30:21.91 ID:dkcSi4N6O
- う
- 251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:47:49.77 ID:dkcSi4N6O
- お
- 252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:57:11.95 ID:xO0wwD18O
- ず
- 253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:12:20.01 ID:dkcSi4N6O
- み
- 254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:19:28.76 ID:RdmXLfuA0
- >>250-253
ちょスラムダンクwwwwwwwww魚住キタコレwwww
- 255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:23:40.84 ID:aCHCrpan0
- かわいいブーンのAAマダー?
- 256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:42:37.27 ID:6ZIHFTk30
- 保守
- 257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:57:04.92 ID:jLcSMwLe0
- つまり魚住は素直ヒート
- 258 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:08:25.27 ID:cvcc9wUrO
- |>言われなくてもすたこらさっさだぜ
ワロチwwwwwwwwww
- 259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:25:02.22 ID:dkcSi4N6O
- む
- 260 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:35:04.98 ID:hPaWmms00
- す
- 261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:39:40.29 ID:9lb+Fs3i0
- め
- 262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:07:44.04 ID:OgOcm+hi0
- ? 様子がおかしいな
- 263 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:08:13.70 ID:yyZFvdztO
- は
- 264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:27:39.12 ID:dkcSi4N6O
- と
- 265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:43:42.17 ID:V8MAs9TmO
- ま
- 266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:44:44.72 ID:tYplIvS0O
- め
- 267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 12:03:28.31 ID:rHj9IzzyO
- な
- 268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 12:06:12.26 ID:aCHCrpan0
- かわいいブーンのAAマダー?
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